2011年10月5日水曜日

だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子

だるまちゃんとてんぐちゃんという2人が遊んでいる。だるまちゃんはてんぐちゃんのうちわを見て、いいなとうちへ帰ってだるまどんにおねだりする。いろいろ見るが、いいことを思いつき、やつでの葉っぱを持っていく。ぼうし、はきものと同じようなことをして、最後は、てんぐちゃんの鼻にとんぼが止まって捕まえたのを見て、はなを欲しいとねだる。だるまどんは花と勘違い。そして、次はもちで鼻を作成。鼻をつけると、すずめがとまって捕まえられた。てんぐちゃんと仲良く遊んでいるシーンで終わり。

これは非常に面白い話だった。読み聞かせの場合は、鼻と花のアクセントが違うので、それでわかってしまうので、勘違いの部分がなかなか難しい。でも勘違いしただるまどんにたいしてのだるまちゃんの台詞、「ちがうよ ちがうよ まるでちがうよ。ぼくの ほしいのは さいている はなではなくて かおにある はなだよ」、そしてだるまどんの台詞「ごめん ごめん。これは おおまちがいの とんちんかん」、ここが一番の読みどころだ。

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