2011年10月26日水曜日

汽車のえほん17 ゆうかんな機関車

収録内容
・「とくせいのえんとつ」Special Funnel
・「スチームローラー」Steam-roller
・「ふへいやダンカン」Passengers and Polish
・「ゆうかんな機関車」Gallant Old Engine

登場機関車
・ピーターサム・ラスティー・サーハンデル・ダンカン・(ジョージ)・レニアス・スカーロイ

1話目は、ピーターサムがトンネルでつららにぶつかり、煙突が折れてしまう。そして、新しい特製の煙突をつけてもらう。しかし、新しい煙突はつぶれた形をしており、みんなに笑われるが、実際走ってみると、みんな笑わなくなった。というお話。煙突の説明で、「ポッポッといきをするたびに、火室にくうきがおくられて、石炭がようもえるしくみなんだ。くうきのとりいれをたすける、とくせいのパイプがついている。」ということだが、煙突だけかえて大丈夫なんかよ、と思った。仕組みが変わるんだったら、燃焼する部分も変えないと駄目なんじゃないの、うーむ。

2話目はサーハンデルがスチームローラーのジョージとけんかをして、その結果衝突してしまう話。最後は、こどもたちに「スチームローラーときょうそうして、まけそうになったんだ。おもしろかったよ。」と言われておしまい。なかなか面白い。

3話目はダンカンがすねて途中で止まってしまい、客も重役も怒らせてしまう話。4話目の話への布石という感じで単体ではいまいち。

4話目は昔のレニアスの話。片方のシリンダーが壊れたままでも次の駅までしっかり走って客から感謝されたということをスカーロイがダンカンたちに話し、ダンカンは改心する。最後は修理からレニアスが戻ってきて歓迎をうけておしまい。

本全体として話の一体感があって通して読んでおもしろい話だが、読み聞かせで1冊一気に行くのは疲れるのが難しいところ。

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