2011年8月31日水曜日

おとなしいめんどり ポール・ガルドン

猫と犬とねずみとあかいおとなしいめんどりが小さな家に一緒に暮らしている。家事をするのはめんどりの仕事で他3匹はゴロゴロしている。めんどりが、小麦の種を手に入れてから、おかしを作るまでの間、3匹に何を頼んでも、「いやだね」「いやだよ」「いやだな」。最後に、めんどりは「わたしはひとりでこむぎをうえてていれしてかりとってこなやへもってってこなにひいてもらったわ。わたしはひとりでこえだをあつめひをおこしこなをまぜたわ。だからわたしはひとりでおかしをたべます!」と言うというお話。

メッセージは明快で、お話もとても面白い。息子はやりたがりでお手伝いをするのが好きだが、この絵本の影響かどうかはわからない。もともとの性格の問題だろうから関係ないかな。あと、小麦の種を植えて刈り取るという何ヶ月もかかることが絵本では淡々と進んでいくので時間の流れはどうなっているんだ、とは思った。

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