2011年8月26日金曜日

汽車のえほん19 山にのぼる機関車

収録内容
「登山鉄道の機関車」Mountain Engine
「カルディーのつくりばなし」 Bad Look-out
「ロード・ハリーの脱線」 Danger Points
「魔の尾根」 "Devil's Back"
登場機関車
・サーハンデル・スカーロイ・レニアス・ドナルド・カルディー(4号機関車)・ダンカン・ゴッドレッド(1号機関車)・ロードハリー(6号機関車/パトリック)・アーネスト(2号機関車)・ウィルフレッド(3号機関車)・アラリック(7号機関車)・エリック(8号機関車)

機関車の名前は多く出てくるだけでほとんどは出番なし。「カルディーのつくりばなし」で、カルディーは、思い上がった機関車ゴッドレッドが失敗を繰り返し、最後は機関庫に閉じ込められて少しずつ部品が取り外されてなくなってしまう、という恐ろしいつくり話をして、他の機関車を戒める。「ロード・ハリーの脱線」は、思い上がった機関車ロードハリーが脱線をしてしまい名前を剥奪されるお話。前者は、存在しなくなるという不幸な結末で終わるのに対して、後者は次の話「魔の尾根」で活躍して人から感謝され新たにパトリックという名前をもらうという結果になる。この名前を奪われたり、与えられたり、ということへの感覚はわかりにくいし、読み聞かせをする子供にも伝えにくい部分でもある。そもそも名前が変わると同じ機関車であることが伝わっていない。少し、息子(3歳児)には難しいお話だった。


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